ひわの葉薬(トップ) > 夜宵さまと僕 > 221〜230


 

221

「イベリコぁぁああああ!」

「えっ、はっ、はははいいぃッ! 何でしょうか夜宵さま!」

「呼んでみただけです」

「何だと」

 

222

「ただいま ですよ。ちょっと、豚? どこにいるの? 早く寄ってこないと顔面を踏みつけるだけじゃすみませんよ」

「お、お帰りなさいませ……うぶっ」

「あらやだ つわり?」

「そんな身体ではないです 昼間から友人の相談に乗っていたらいつの間にか酒が入りまして……大変申し訳ござ ウブッ せんが、今日の僕は夜宵さまの服を汚し ブゲッ かねないので、ちょっと……布団でくたばってきます……」

「あら、駄目ですよ。そんな時にあんなせんべい布団で寝てたら気分が悪くなりますよ」

「そ、それでは僕はどこにいれば」

「土の下です」

「何を」

「アンダー・ザ・グラウンドです」

「英訳せずともくたばれとおっしゃっているのはわかります」

 


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